第33回らくごの芽 於ストライプハウスギャラリー

ショート講義 磯田道史
息子の結婚 桂文字ら
権兵衛狸  立川談奈
時そば    柳家小権太
お仲入り
茶の湯  立川談奈

昨日のダンナさん会に引き続き立川談奈さんの会へ。
伺えなかった前回磯田先生が来ていたと聞き悔しい思いをしたのだが本日もいらっしゃっていた。
磯田先生の著作が文庫化された際にこの会のスタッフである瀬知エリカさんが表紙のイラストを描いたのが縁。

殿様の通信簿 (新潮文庫)

殿様の通信簿 (新潮文庫)

本日もいらっしゃっていて少しお話し。談奈さんの二席がネタ出しだったので権兵衛狸ではちょんまげと髪結床、茶の湯では江戸時代茶の湯がステータスだった話をされわかりやすく興味が持てました。5分ほどの短い時間でしたがもっとじっくり聞いてみたいですね。

文字らさんは初めて聴く新作。マクラで”絶対サゲがわかると思います”と断りを入れていたが良くできた噺。文字らさんもも以前よりうまくなっていました。

小権太さんは久しぶりの拝聴。いつも配っているプログラムの表紙(これも瀬知さんの作)にそば屋だったのでとこの噺に。いつも通り気合いの入った声で楽しめました。

で、肝心の談奈さんは昨日の疲れもあって絶不調。権兵衛狸に至っては出だしが出てこないというハプニング。でも茶の湯は今日の方が良かったようにも思いました。

終演後の打ち上げでは小権太さんからも磯田先生からも興味深い話が聞けなかなかお得な会でした。