アメリカ第二次南北戦争
- 作者: 佐藤賢一
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/08/22
- メディア: 単行本
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皆が思いながらなかなか大きな声では言えない独善的なアメリカを強烈に皮肉った作品。確かにアメリカに大きな戦災がもたらされるとすればテロでも中国やロシアなどとの対外戦争ではなくこの本で書かれたような内乱かもしれないなぁと思わされた。で、この南北戦争に日本やヨーロッパはどのように絡んだのか、そしてもう一つヨーロッパからアメリカがどう見えているのか。この見方はかなり極端な視点だと思うがこういう見方もあるのだなぁと納得させられた。いやおもしろかったですよ、ほんと。