上方落語九雀亭 於カメリアホール和室

 夕方に名披露目が終わった後、少し間が空いたのでのんびりと徒歩で(もちろん途中で食事や休憩も入れながら)亀戸まで移動。月例の九雀さんの会にも足を運ぶ。先月同様九雀さんとお席亭(実は木馬亭でならびに座っていた方)のご好意でクラクラ寄席のチラシを任せていただく。毎度毎度どうもありがとうございます。

・子ほめ
・着替えタイム
・釜盗人
・お仲入り
・不動坊
 チラシの挟み込みをやらせていただいていると、もう一種類のチラシが。今月29日に開かれる将棋寄席*1、自らもご出演の仏家シャベルこと将棋ライター湯川博士氏が。元々足を運ぶつもりだったのでその場で早速前売りチケットを購入させていただく。
 受付には先月同様志らべさんの姿もあったのだが今月は高座に上がらずいつもどおり九雀さんが三席。
 まずは子ほめのマクラで将棋寄席について触れる。チラシに書かれている謎の美女の正体を披露したのだが活字にするのは差しさわりがあるそうでここには書けず。どうしても気になる方はぜひ当日お運びを。
 子ほめは学校寄席でよく掛けるそうでサゲは学校寄席バージョン。伝統とは古典とはとうるさく言う方には違和感のあるサゲだと思うが僕はありだと思う。みんながみんなこの形だと困ってしまうが。
 釜盗人、東京では釜どろと呼ぶことが多いかな。上方では九雀さんのほかにやる人があまり多くないとか。泥棒の噺ならほかのほうがやりがいがあるのだろうか。そんなにやりにくい噺でもないと思うが。
 不動坊は先日笑福亭たまさんでも聞いたのと同様冬の演出、やっぱり上方ではこの形なんですね。