第71回不動院寄席

まずはサブタイトルに驚かされる
なんと「こしら人情噺の会」
こんな予告をされれば足を運ばざるを得ないでしょう。
立川らく次 『野ざらし
立川志ら乃 『天災』
・お仲入り
立川志ら乃『寄合酒』
立川こしら『唐茄子屋政談』
・大近況大会
 
 らく次さんの勢いのある(ありすぎて言い間違ってしまった場面もあったが)野ざらしはいいなぁと思ったが志ら乃さんの天災はもっと勢いがある、てか少々勢いありすぎ。
いや、面白かったし声出して笑ったんですけどね。最後の近況大会で自分の噺に触れて、思いついたことはどんどん入れていくスタンスで演じているそう。

 しかし、それより興味深かったのがらく次さん、志ら乃さんの枕で触れられた志の輔談春志らくお三方の前座さんへの態度。なるほどなぁと思わず納得。

 で、肝心の唐茄子屋政談、いやぁここでぶった切りますかぁの一言。いろんな入れ事が入っていて(特に徳に甘いおばさんが秀逸)面白いんですが”人情噺”と言われると?がつく。
でも、決してパロディとか改作ではなくこしらさん流ではあるが唐茄子屋政談には違いない。
なかなかいいものを聞かせていただきました。これだかこしらさんの落語は侮れないんだよなぁ。

最近簡単にしか感想が書けないのでもっと詳しく知りたい方はIzumiさんの詳しいレポートをどうぞ。*1