杉浦日向子さん死去
かなりショックが大きい。幕末の上野戦争をテーマとした作品”合葬”はもう20年くらい前中学生時代に初めて手にして以来、未だに僕の中で漫画作品ナンバー1の作品。わざわざたどってもらってもちゃっちい感想しか書いていないのでリンクは張らないが1997年9月、初めてサイトを作ってすぐに感想をアップした。実際にアップしたのは3番目だったが、その直前に読んだのではなくずっと以前に読みながら感想を書きたくてわざわざアップしたものだった。小説新潮で連載された”百物語”完結後漫画家としての筆を折り隠居生活に入ってからいろいろ書かれたエッセイやお江戸でござる他テレビ出演は余り見ていなかった。”合葬”だけでなく”東のエデン”や”百日紅”などやはり僕にとっての杉浦さんは漫画家の杉浦さんであったので。テーマが明治の画家”井上安治”ではあるが現代を舞台にした漫画が”YASUJI東京”だけ(?)と言うのも本当に残念。まだ46歳、余りにも若い。無理だったとは思うがやはり新作漫画が読みたかった。ご冥福をお祈りします。