今度こそ際物扱いされない活躍を
マスターズリーグに両投げ近田「内定」
プロ野球ＯＢによるマスターズリーグは２０日、都内でセレクション（入団テスト）を行い、元中日の野中徹博投手（４０）、元巨人の鈴木康友内野手（４５＝日刊スポーツ評論家）、元ロッテの大村巌外野手（３６）ら１８選手が参加した。異色は南海、阪神時代に左右投げで話題となった近田豊年投手（３９）。両投げ用のマイグラブを持参、フリー打撃で左右投げを披露した。現役時代は本来の左投げで１試合に登板しただけ。その後、プロゴルファーを目指し、現在はゴルフ関係の仕事に就いている。「現役でかなわなかった夢をマスターズで実現したい」と意欲的な近田に、見守った東京の土橋正幸監督（６９）らは「内定」を与えた。
