第九回翁庵寄席「落語と芝居はおともだち2」於人形町翁庵
強情灸 立命亭八戒
ないもん買い ラサール石井
子別れ(中学生日記用4分バージョン) 小宮孝泰
仲入り
子別れ 柳家喬太郎
鼎談 小宮・石井・喬太郎
半年に一度開かれるこの翁庵寄席も今回で九回目。ほぼ毎回スタッフとして参加させてもらっている。今回も会場設営のお手伝いを少しさせていただきその後拝見。予約を少し押さえて僕たちスタッフにも座席があったのでゆっくり拝見できた。感謝
まずは八戒さんの強情灸。こちらの会ではもうご常連。
引き続きサプライズゲストのラサール石井さん。何だけどお席亭が皆にしゃべっていたので誰がゲストかほとんどの人は知っていたんだけど。何でもこの高座が初高座だそう。所々言い間違いもあったがそれで止まってしまわずきちんとお客に聴かせられるのはさすがだなぁと思う。
続いて登場は以前にも喬太郎さんとこの会に出演したことがある小宮さん。昨年末にNHKの中学生日記に噺家で中学生のこども(娘と言っていたかな)を持つ父親を演じたそうでその際に演じた4分版。これで噺が成立するんだからすごいねぇ。中学生日記に出演中のモロ諸岡さんが脚本を書いたそうですがたいした物です。もちろん高座自体は4分というわけが無く長い枕があったわけですがそれも含めて大変楽しかったです。
お仲入り最中には抽選大会と本の即売会。人形町を舞台にした噺家さんが登場する噺。
噺家の女房 人形町人情噺編 東京下町っくファンタジー (マンサンコミックス)
- 作者: 森本サンゴ
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2007/03/29
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雑誌連載時にもちょろちょろと眺めていたが作者森本サンゴさんに加えて本日出演のお三方のサインが加わると言うことで購入させていただく。表紙には(帯のように一見見えて実は表紙に直接印刷してあるのだが)林家木久蔵師匠の推薦が記されている。師匠のお名前の前に小さく”初代”としてあるのを見てああそうなんだなぁと思う。
最後は喬太郎師匠の子別れたっぷり。自身のこどもとのつきあい方のエピソードなども交えながら。で、亀ちゃんがこましゃくれているとか小憎たらしいを通り越してどんどん暴走していくんだけどそれがよかった。喬太郎師匠によるとどんどん暴走していって止めようがなかったそうですが。
終演後お店の名物、ネギせいろを頂いた後近くの居酒屋で打ち上げ。打ち上げでは石井さん小宮さんともいろいろお話を頂き又小宮さんからはメールも頂く。いつ頃になるかわかりませんが是非実現したいしお手伝いさせていただきたいと思います。