おさなぎ色のキンキン倶楽部〜特別編〜おさキン落語会vol.1 於お江戸両国亭

おさなぎ色には申し訳ないがお目当ては彼女の師匠文福。なかなか東京では聴く機会がないので
(もちろん大阪にいた頃から存じ上げていたが落語より相撲と河内音頭のイメージが強く生で落語を聞くのはこれが初めて)

メイド漫談 おさなぎ色
家見舞 立川吉幸
動物園 桂茶がま 
お仲入り
十徳 桂ぽんぽ娘
相撲場風景 桂文福

 いや、よかった。上に書いたとおりお目当ては主役であるはずのおさなぎ色ではなかったのだが行ってみて驚いたし足を運んで本当によかったと思う。
お仲入り後”ぽんぽ娘”というなじみのないめくりがでて登場したのはかわいらしい着物を着たおさなぎ色(何でも着物は文福師匠の女将さんのものだとか)で、肝心の落語は確かに決してうまいとはいえないかもしれないがきちんと聞けたしおさなぎ色の新しい一面が十二分に出せたと思う。
 その後あがった文福師匠もマクラは落語だけではなく彼女を再度高座にあげて餞の相撲甚句。今後おそらく修行の場は師匠文福の元、大阪が多くなって東京で彼女を見られる機会は減ってしまうかもしれないが将来彼女の初高座を見たと言うことがきっと自慢できる日が来ると思う。その日が今から楽しみ。
 終演後に参加させていただいた打ち上げも大変いいお店でした。あのお店にも是非又足を運びたい。