第13回橋場寄席 於中野・橋場公会堂

三遊亭かっ好 豆屋
三遊亭好二郎 雛鍔
立川吉幸   明烏
お仲入り
三遊亭好二郎 壺算

 今回初めて伺ったがこれが第13回、今は年に二回開催だが当初は年1回だったそうで実は結構歴史のある会でした。僕は東京かわら版を見て伺ったが地元ご近所さんが集まっているような会。何しろ会場の橋場公会堂、公会堂と言うからちょっとしたホールを騒動したらお寺のお堂のような木造の建物。畳40畳ぐらいのスペースに、7分以上の入り。真ん中には大きな火鉢が据え付けられておりなかなか風情のある会場。町会が主催だそうで中入りにはお茶とお菓子まで出て、手作り感があふれていい感じでした。
 まずはかっ好さん。当然マクラでいろんな売り声を演じたんだけど最後はみんな元気で大きな声の人だけになってしまったような。
 好二郎さん、先日も伺った雛鍔でマクラも同じ”ゲームに夢中のこどもたち対策”このマクラ学校寄席(それも児童生徒ではなくPTA相手)にやっている場面に出くわしたい。無理だけど。
 吉幸さんの明烏もおなじみ過ぎるぐらいおなじみのネタだが所々以前は使っていない言葉が加わっていたような気がした。
 で、トリは好二郎さんの壺算。このネタ、番頭さんの混乱ぶりが見せ所だと思うが、その前の値段交渉で強気な態度を見せていたので余計に面白い。おそ松くんの出てくるイヤミをイメージさせる。
 好二郎さんがいったん高座を降りた後改めて3人で挨拶。次回は11月だそう。都合が合えば是非伺いたい。