正月二之席 昼の部 於池袋演芸場

つる  柳家さん作
狸札  柳亭こみち
平林  柳家一琴
川中島 柳家三三
アコーディオン 近藤志げる
たらちね 柳亭燕路
替り目 柳家さん八
お化け長屋 入船亭扇橋
曲独楽 柳家とし松
無精床 柳家小さん
笊屋  五街道雲助
豊竹屋 三遊亭金時
三味線漫談 三遊亭小円歌
正月の思い出 桂文楽
お仲入り
権兵衛狸 柳家福治
真田小僧 柳家小里ん
一目上がり 桂南喬
粋曲   柳家紫文
やかんなめ 柳家小三治

 すっかり更新するのを忘れていた。昼間は上京してきた九州の友人の誘いもあって池袋演芸場に。先に現地に到着していたその友人からの連絡で開場前から行列ができていると聞き焦りながら到着。開演時にはすでに立ち見が出るほどの大盛況。一応正月興行の最終日だが、その断りをマクラでふれる人はあっても本気であけましておめでとうという人はほとんどいない。
 印象に残ったのがまずこみちさん。あちこちでお名前を聞きながらたぶんはじめて拝見。なるほどしっかりしている。後三三さんの川中島。どこかでふつうの落語に変わるのかなぁと思っていたがそのままふつうに講釈を語って降りてしまった。いやよかったんですけど。最後にトリの小三治師匠。いろんなネタをかけてきたが正月最後は珍しいネタでとマクラでふったやかんなめ。実は小三治師匠そんなに数を聴いているわけではないのに2度目。後だいぶ前に末廣亭で聴いた癇癪などどうもちょっと変わったネタに縁があるよう。ふつうの噺も聞きたいんだけど。