第6回上方落語九雀亭 於カメリアホール内和室

久しぶりに足を運ぶ。普段は主催者の方が木戸口にいるのだが言ってみると出演する九雀さん、志らべさんじきじきに受付を行っている。聴いてみると本日は主催者都合により不在だとか。主催者さんなら普段からお付き合いさせていただいている方なのでクラクラ寄席のチラシを配らせてもらおうと思っていたのだがいないとなるとどうだろうと思いつつあつかましく九雀さんに直接お願い、快諾いただき開演まで客席をまわってちらしをまかせていただく。快諾いただいた九雀さん誠にありがとうございました。

桂九雀 狸のさいころ
いただいたプログラムによると子供向け日本昔話を意識して少し変えてあるとのことだったがなるほどちょっと優しい感じになっていてしかも下げまで変えてある。途中さいころ目を狸がどのように表現しているのか細かく説明する場面があったんだけど恒つながるわけですね。

立川志らべ 天災
前々回だったかお邪魔させていただいたとき楽屋に勉強に来ていた姿を見かけた。
そのとき主催者さんや九雀さんから高座に上がるかと声をかけられていたが着物を持っていなかったので断念。今回主催者さん不在と言うこともあってお手伝いと高座を勤めることになったとのこと。

桂九雀 さんま芝居
いただいたプログラムには上方でも珍しい話と紹介されていたが東京でもほとんどやる方はいないのではないか。調べてみると笑三師匠がやっていて文我師匠は東京から入ってきた噺として紹介している。*1
決して重い噺でも難しい噺でもないと思うが。確かに季節は限定されるがもう少しメジャーになってもいい噺だと思う。

お仲入り
桂九雀 くっしゃみ講釈
結構好きな噺。八百屋の店先で覗きからくりを語る部分がちょっとおとなしいか。