寄席が出来て以来ずっと続く永遠のテーマ

「繁昌亭」席亭、岩本さん退任へ
 関西で戦後初の落語専門寄席として9月に開館したばかりの天満天神繁昌(はんじょう)亭(大阪市北区)で、運営責任者である席亭の岩本靖夫さん(65)が31日付で退任することが23日、わかった。「開館準備以来の疲労で体調がすぐれないための辞任」としているが、関係者によると、プログラム編成などでの意見の相違も一因という。
 岩本さんは元朝日放送の演芸担当プロデューサーで、上方落語協会桂三枝会長に請われて昨年2月から席亭を務めていた。岩本さんは「連日、大入りが続いている今なら、迷惑をかけずに辞められると思った」と話している。
 同協会によると、繁昌亭は従来通り同協会の自主運営とし、席亭に代わる「支配人」として、別の民放局の元プロデューサーが就任する予定。

”プログラム編成などでの意見の相違も一因”とある。席亭としては客を呼べる人気者中心の番組を組みたいだろうし、協会が運営するとなれば協会員を出来るだけ平等に出演させようとするだろう。まだオープニングバブルが続くうちに身を引くのは正解かも。