凶眼〜徒目付 久岡勘兵衛
勘兵衛シリーズ第7弾。これまでの”〜の剣”というタイトルから一新。これまでのシリーズの敵役との最終決着。修馬とのコンビで追いかけていた事件も一区切りついた。シリーズのある種要になりそうな作品。とは言え今後に続くキャラクターももちろん生き残っている。
で本作最後のクライマックス。戦国の世ではなく平和な江戸時代のしかも江戸の徒目付を主人公にした作品でこんなチャンバラシーンがありえるのだなぁと感心しきり。前半の因縁はあまり好きなシチュエーションではなかったがこういう話もありでしょう。
本作品で一区切りついたように見えるこのシリーズ、次回作はさてどんな展開になりますでしょうか。