第七回幻の南湖 於 お江戸両国亭
旭堂南湖 古典講談 山内一豊と千代
旭堂南湖 講談紙芝居 原始怪物ガニラ4(原作左久良五郎)
旭堂南湖 新作講談 講釈場殺人事件(問題編)
お仲入り
旭堂南湖 新作講談 講釈場殺人事件(解答編)
旭堂南湖 探偵講談 沖縄奇聞 ハブ娘
南湖&山前譲 対談 ミステリあれこれ
毎度おなじみお江戸両国亭での南湖さんの会。相変わらず開演ぎりぎりの到着。
最前列に知り合いを見つけたのでその横に陣取る。
これが後であんなことになる遠因になるとは。
構成はこれまでと同じ、古典講談+紙芝居講談+新作講談+探偵講談+対談の形。
古典講談は今年の大河ドラマにもなった山内一豊(大河全然みていないので知らなかったのですがドラマでは”やまうち”と読ませているんですね。講談ではもちろん”やまのうち”です。)
とりあえず奥さんが貞女ってのは知っていたのですがどのように貞女だったか今日初めて知りました。これで今年の大河はみなくてすみました。(元々みるつもりなかったですが)しっかしどうやって一年持たせるんだろうなぁ。まぁ信長・秀吉・家康の三代に仕えて順調に出世したというから本人はともかく周りには一年持たせるキャラクターがいっぱいいるか。
で、ガニラ。とうとう今回で4回目。紙芝居の表紙(っていうのかな)を見るとパート15から17まで。毎日とかせいぜい週一ぐらいで紙芝居見られる環境ならいいだろうが半年に一度だからなぁ
(徳島は一年に一度だそうでこちらはもっと大変)。本当に終わるんだろうか、これって。
新作講談は犯人当ての趣向。お仲入りを挟んで前が問題編、で後が解答編。まぁ明治の探偵講談みたいな感じで犯人当ての理屈とかそういうのはいい加減。で、先に書いたとおり一番前に座っていたので解答の前に声かけられて適当にいった犯人が当たってしまっていて。いや、空気読めてないなあ、自分と反省しきり。
探偵講談、これまでは乱歩や海野十三他の原作付きだったが今回は講釈師が作った作品だそう。
そのためわざわざ主人公を出そうという感じではなく事件そのものを伝えるという講釈が本来持っていた役割(たとえその事件が創作だったとしても)を果たしているような気がする。難しそうに書いていますが昔のウィークエンダーみたいな奴ですな。(新聞によりましと・・・・・)
再度の対談、山前譲氏がお疲れだったのかこれまでに比べて少々盛り上がりに欠けたまま終わったような。山前さんお酒持たずにあがっていたし。
次回は8月(その前にゴールデンウィークにたまさんとの会とできちゃった落語会がありますが)毎回そろそろいいかなぁと思いながら結局足を運んでいるが次回もそうなるような気がする。