再生巨流
大変面白く読ませてもらいました。そんなにうまく事が運ぶわけないだろうと思いながらもここの描写がリアルでついついのめり込んでしまう。週刊誌連載当時から話題だったそうだが、こういう世界に縁のない仕事をしている僕でも一気に読んでしまったのだから、業界・立場に違いはあれ、日々ノルマに追われているサラリーマン・ビジネスマンの共感を得たのも納得。
でもやっぱり”そんなにうまく事が運ぶわけないだろう”と思ってしまう。いやすごく面白かったし、これはあくまでもエンターテインメント小説なんだから。読む人が読めばプロジェクト推進の見本みたいに扱っている人もいますけど実際のところはどうなんでしょうね。
個人的にはそろそろ”Cの福音”シリーズのようなサスペンス調の作品が又読みたいなぁ。