当事者にも中津川市議会にも

何の縁もゆかりもないし、共産党は決して支持政党ではないのだが
これはどうかと思うのでご紹介。

岐阜県の中津川議会のこと
岐阜県中津川市議の小池公夫さんに関することでメールをいただきました。 小池さんは、1期目の途中で、ガンにより、声帯を失い、言葉を発することができなくなったそうです。
ですから、議員として活動するための当然の要求として、議会での代読を認めるよう要望しているのですが、いまだに認められない、ということです。
詳しくは小池さんのホームページ*1をご覧になっていただければ経緯がよくわかるかと思います。
中津川議会は、代読を認めず、音声機能つきのパソコンなら持ち込んでもいいですよ、という決定を下したという。でも、小池議員はパソコンを使ったことがない。あくまでも代読でやって欲しい、と要望している。 それに対しては、議会側は、パソコンぐらい使いこなせるように練習すれば、っていう態度である。
ひどい。これが、現代の日本の議会の姿なのかと私にはにわかに信じられない。小池さんは共産党だから、言葉が出せない状態の方が、議会には都合がいいのだろうか。誰の目にも明らかな、共産党イジメのように思える。
どこの政党の議員であっても、有権者に選ばれて議会で発言する権利をもっているのだから、その権利を正当に行使できるよう、議会は最大限の努力を払うのが当然だ。車いすの人が議員になったら、車いすのまま議会に入れるように議場を整備するってもんでしょう。小池さんにパソコンの練習を課すのは、見当違いだ。(後略)