「こしら夏祭り 荒川都電九九九号」

 立川こしらさん初の著書『妄想肥大症候群』出版記念落語会はなぜか都電荒川線の車両を貸し切って行われた。メーテルと999の車掌のコスプレをした二人がまず司会。他にもパスを模したチケットや終演後にいただいた記念品の偽札に機械の体(のパーツという名のネジ)、など本当にこった落語会。チラシは人頼み、当日のプログラムもチケットも作らないクラクラ寄席とは大違い(..;)
 肝心の落語の方はというと
ジェットストリームアタック指南
・王子の狐
寿限無
の三席。
 お得意のガンダム落語の1席ジェットストリームアタック指南は勿論、王子の狐や寿限無もこしらさん独自の改良が加えられておりすごくいい。ご自身では噺家らしくない噺家とおっしゃっていたがもっと評価されてもいい気がするなぁ。