そう簡単には事は運びませんね

上方落語協会、「真打ち」復活は見送り
 上方落語協会桂三枝会長)は7日、理事会を開き、検討中だった真打ち制度の復活を見送ることを決めた。22日の総会で報告する。
 同協会によると、理事会では一定の年数を積めば真打ちになれるとする昇進基準が人気、実力を重視する上方落語界にはなじまないとする意見が大勢だった。昇進基準をめぐって分裂騒ぎがあった東京の落語協会の二の舞いになることを危ぶむ声もあったという。
 上方落語協会は、大阪天満宮敷地内(大阪市北区)に定席「天満天神繁盛亭」の建設を進めていることから、興行の目玉として真打ち制度復活を検討していた。上方の真打ち制度は戦前まであったが、その後復活していない。(共同)

 ゴールデンウィークのたまさんとの二人会、先日の自分の会と笑福亭たまさんが2度ともこの話題に触れていたのでやはり気になる旬の話題なんだなぁと思っておりましたが見送りですか。二百人を超える上方落語家全員が納得できる制度など当初から望むべきものでもなかったのでまぁいたしかたないかな。寄席がない分拘束力が弱いので分裂する可能性も決して否定できなかったんだろう。とは言え、昇進披露目を興行の目玉にしたいという気持ちも分からなく無い。せっかく出来る定席を定着させるためには他の手段を模索する必要もあろう。今の上方落語の状況全く分からないので無責任な事書いてしまいますが、いろいろ大変だと思いますが、せっかく桂三枝という花のある会長を抱いている間にいろいろと出来ることからやってもらいたい。今回の見送りで尻つぼみにならないようがんばってください。