これでG復帰はなくなった？
ダイエー： 王監督がＧＭ兼務に 孫社長と会談、要請受諾
ダイエーの王貞治監督（６４）が来季から球団のチーム編成の最高責任者となるゼネラルマネジャー（ＧＭ）を兼任することが２６日、決まった。王監督が東京都内で、ダイエー買収を表明しているソフトバンクの孫正義社長と会談し、要請を受諾した。日本のプロ野球では、監督がＧＭを兼任するのは初めて。(後略)
以前孫正義氏がGM制導入を示唆した時”本当は王さんが一番ふさわしいと思うんだけど ”*1、という記事を書いたがまさか本当に兼任するとは思わなかった。新聞記事を読む限り王監督も割とすんなり承諾しているようだ。しかし改めて考えてみればこれは僕の憶測だが根本さんが亡くなって以降、実質的に王監督がGM兼任状態であった可能性は否定できないのではないか。勿論これまでのすばらしいドラフトの実績など全て王監督が見ていたとは思わないが現場だけでなく選手編成やコーチ組閣の実質的な責任者であった可能性は大いにあり得ると思う。
実質だけでなく名目面でも王監督がGMを兼任することによって、監督引退後もGMとしてホークスのフロントに残る可能性が高くなったと思われる。
ジャイアンツの関係者の中には王監督のホークス勇退後ジャイアンツ再復帰を熱望している人もいるらしいがこれでその線は完全に消滅したように思う。王監督に頼りっきり状態チームのファンが言うのも変だが60歳代半ばをこえる人が再復帰というのはジャイアンツにとってもあまりいいことではないような気がする。
