ナベツネまた無知を露呈

渡辺オーナー「天皇杯」開催案
巨人の渡辺恒雄オーナーは（中略）プロ野球が１リーグ制に移行した場合、選手権者と東西対抗戦覇者が日本一を争う大会を開催し、大会名称を「天皇杯」とする私案を披露した。（後略）

　この記事を読むと、”そういやサッカーにはあるのに野球に天皇杯ってないな”と思う人もいるかもしれない。しかしすでに硬式野球には天皇杯が存在している。実は東京六大学野球が戦後復活した際に天皇杯が下賜されているんですね。

（前略）しかし終戦直後の昭和20年（1945年）10月28日に六大学OB戦、11月18日に明治神宮野球場で全早慶戦を挙行して、野球復興の先鞭をつけ翌21年（1946年）5月19日から1回戦総当りながら六大学リーグ戦を復活しました。また、秋季からは、天皇杯をご下賜され栄えある最初の天皇杯は優勝校の早大に渡されました。（後略）

　で、天皇杯というのは１競技に一つしか下賜されない、つまりプロ野球の天皇杯ってのはできないってことなんですよね。（調べてみると軟式野球には別に天皇杯があるようですけど）
　えらそうな顔をしながら実は野球のこと何も知らないやつが思いつきで話をするとこういう恥をさらすことになる。
しかしスポーツ報知もオーナーの発言をそのまま記事にする前にちょっと調べろよな。