現物にさわってみたいぞ

 4月15日から17日まで東京・港区で開催されたTAKEO PAPER SHOW 2004“HAPTIC”(大阪では5月19日、20日に開催した)。会場に一風変わったジュースのブリックパックが展示されていた。「ジュースの皮」と名付けられたその品は、ブリックパックがバナナ、キウイ、イチゴ、豆腐などのテクスチャーをそのまま着込んだような佇まい。解説用ボードにあるテクスチャーのサンプルには、多くの人がその触感を確かめようと、手を伸ばしていた。(中略)
 バナナや豆腐はゴムでコーティングしたもの、一方、キウイは紙に毛を生やすフロッキー加工を使う。この表面処理を実現する素材や技術そのものは既に存在している。代わりになる素材も、探せばいくらでもありそうだ。(後略)

 まだまだ展示会出品のプロトタイプだそうだが記事を読む限り実現性は高そうだ。キウイのあのわさわさとした触感を持つゼリーやジュース容器か、なんか微妙な感じもするがまずはこの手で一度触ってみたい。