歌う茶人コンサート 於 うおがし銘茶築地新店
井上睦都実さん*1のコンサート。いつも読んでいる日記を拝見して知った。彼女を知ったのは昔よく見ていたVideoJamと言う番組のMCを担当していたころ。当時すかんちをやっていたROLLYとも組んでいたようなんだけど僕が印象に残っていたのは元ユニコーンの阿部義晴とやっていた時。今調べてみると放送期間は94年から96年だそうでもう10年前ですか。時が流れるのも早いモノです。
日記を読んでいたので日本茶に興味がありアドバイザーの資格を取得していたのは知っていたのですがお店にも出ているそうでその縁で築地にある御茶屋さんうおがし銘茶さん*2の店内ホール。（MCによると彼女がアドバイザーとして出ているのはこの築地新店ではなく銀座にある茶・銀座だそうです）
客層を見ると井上さん（今年34歳だそうです、女性の年を記すのもどうかと思いましたがご自身がMCで触れておられましたので）と同世代のお客さんと、もう少し年上のマダム層に大きく2分される。このお店のご常連さんが案内か何かを見て来られたのかなと思っていたんですが井上さんご自身がお店のお客さんと接していたんですね。もしかしたら以前の日記に触れられていたのかも知れませんが少しびっくりしました。
コンサートは約30分の２部構成、入れ替え制だったが事前に両方のチケットを購入して拝見。
メンバーは歌・井上睦都実 ギター・石成正人の二人体制。
第１部
- 茶摘（童謡）
- MC
- 偶然と呼ばないで
- Humming
- MC
- 追伸
昨年の手術以来初めて人前で歌ったそうで１曲目ではやや緊張しているように見受けられたがその後のMCでペースを取り戻したよう。特に３曲目、CDには収録せずコンサート会場でだけ歌っているというHummingがよかった。
第1部と第2部の間に少し時間があったので店内喫茶スペースで”しゃん”と呼ばれるお茶の試飲をさせていただいた後少し外出。せっかく築地に来たので鮪づけ丼を一杯いただく。
第2部
- 茶摘（童謡）
- 雨よ
- MC
- 気づきの涙
- candy puzzle
- MC
- 茶銀座さんへ（ギフト）
第1部は時間ぎりぎりと言うこともあって後ろの壁際横向きの座席。第2部も少しずつ席が埋まっている。また横向きはいやだなぁと思って見回すと空いているのが最前列。それもど真ん中に席を陣取り拝聴。第1部と同様茶摘からスタート。
第1部でもそうだったがMCで歌う曲への想いを1曲ずつ語りながらのコンサート。MCの端々に井上睦都実さんの想いというか人柄が本当によく伝わってくる。そんなこともあって印象に残ったのは気づきの涙、この曲に限らず全ての曲に言えるんだけど井上さんの唄はメロディのついた”語り”という感じ。メッセージ色が強いと言うほど押しつけがまくないんだけど想いは伝わって来るというか。
最後の曲はいわゆる”サプライズソング”。事前にいただいたプログラムには”ギフト”と記されていた。実はいつも日本茶アドバイザーとして出ている茶・銀座の皆に捧げる曲。（何でもこのためにお店が定休日の月曜日開催になったとか）
この曲も明るく井上さんの思いが伝わるいい曲でした。
*1:オフィシャルサイト http://www.2ikstudio.com/ 日記もこの中に
