パ・リーグ観客前年比14.5%増

 プロ野球のセ、パ両リーグは26日、前日までの今季の観客動員数を発表し、日本ハムが札幌に本拠地を移したパ・リーグは、前年比14・5%増(1試合平均2万4500人)と、プロ野球人気低迷が懸念される中で、好調な出足を見せている。
 パの75試合終了時での各球団の動員数は、北海道初の球団となり、米大リーグのメッツから移籍した新庄選手が話題の日本ハムが12試合で32万1000人を集め、前年比45・7%増を記録した。さらに、9年ぶりにバレンタイン監督が復帰したロッテも15試合で26万9000人を集め、34・6%増となっている。そのほかの4球団もすべて前年比プラスで、昨年の日本シリーズで優勝したダイエーは11試合で平均4万7000人を動員した。(中略)
  セ・リーグも前年比9・3%増(1試合平均約3万3000人)が記録された。その中でも、昨年18年ぶりにリーグ優勝を果たした阪神の人気が依然として高く、集客実績が乏しい春先にもかかわらず、前年比43・2%増、9試合にいずれも5万3000人を記録した。12球団唯一の前年比減は横浜の1・5%減になっている。

 まずはめでたい。ただ、パリーグは2強4弱になりつつあるのが気になる。ここで下位チームにもう一踏ん張りして混パを再度演出してもらいたい。
 セリーグは混戦の中前評判以上の成績を残していると思われた横濱が前年比マイナスってのが意外。まだ、1ヶ月しかたっていないからこれからだけどね。