戸野劇寄席

先日琴柑さんの二つ目昇進披露目で始めて伺った戸野廣浩司記念劇場で開催されている落語会。
挨拶 三人勢揃い 
六尺棒 立川松幸 
堀之内 三遊亭兼好 
貝坂の妖怪退治 宝井琴柑
おなかいり
大山詣り 三遊亭兼好

まず出演三人が高座前に勢揃いで登場。兼好さんが琴柑さん、松幸さんに話を振る形。
松幸さんも入門丸六年、7月でちょうど七年目突入だとか。そろそろ二つ目昇進してほしいなぁ。談幸師匠の言葉も少しだけ聞けた。是非是非がんばってください。
琴柑さんは四年目で二つ目に昇進、一概に比べられないけど立川流厳しいなぁ。あ、琴柑さんが二つ目昇進したことは全く問題ないですよ。

一端三人とも下がって改めて松幸さん登場。普段の開口一番の前に挨拶に出たことでいつものリズムが狂ったらしく、マクラははっきり言ってぐだぐだでしたが本編に入ってからは大丈夫。
繰り返しになりますがマジでがんばってさっさと二つ目に上がってください。

琴柑さん、千葉周作の講談自体たぶん初めて聴いたと思うがしっかりしていますねぇ。
最初の挨拶で、化粧のことを二人にいじられて座り込んでしまっていましたが高座は全く問題ありません。

で、兼好さんが二席。もう余裕ですね。しっかりたっぷり楽しめました。

で、これだけ充実した番組、平日と言うこともあったが客の入りが少ない。具体的な数字を書くのがはばかれるぐらい。
せっかくの新しい劇場なので定着してほしいなぁ。