講談女伊達〜Japanese Soul Angels〜明白の内”明! 於千代田区内幸町ホール

神田京子 鍋島猫騒動withスリラーbyM.J
神田あおい 般若の面
田辺一凛 曲垣平九郎 出世の春駒
お仲入り
神田きらり 宮本武蔵伝〜狼退治
神田織音 里のおばあちゃん

 少し遅れるかなと焦りながら会場に到着。開演が数分遅れたようで
何とか最初からみられた。
 前回のような全員勢揃いの挨拶はなし。会場の照明が落ちプロジェクター
が出演者それぞれの名前とキャッチフレーズを映し出す。
 全員の紹介が終わった後本日のトップバッター神田京子さんのスライド登場
BGMはマイケルジャクソンのスリラー。
 客席の照明だけでなく舞台の照明も少し落とした状態で始めたのは怪談噺。
しかし何より驚いたのがクライマックスで再度スリラーが流れたかと思うと
京子さんが高座を降りてBGMにあわせて舞台上で踊り出したこと。こういうことも許される雰囲気が
この会にはある。(例えば出演五人の女流講談師をJapanese Soul Angelsと呼ぶなど)
 続いてあがったのがあおいさん。
メンバーの中では妹分的役割ということで一三才の女の子の出てくる話をかわいらしく。
 その次が一凜さん。以前にも聞いたことがあるが相変わらず人語を話す馬がかわいい。
 お仲入りを挟んで神田きらりさん。前半の三人はあまりマクラを振らなかったが
きらりさんはたっぷり。途中でもお客さんの反応を確かめながら。自身が言っていたが客電が落ちていると
観客の表情がつかみにくいのでやりにくいのかもしれないなぁ。
 トリは神田織音さん。前回の新米教師に引き続き郷愁感をあおるしみじみとしたお話。こういう子供の出てくる話は
あおいさんもそうだったが女流の方が向いているのかなぁ。ただ一方で織音さんの古典も聞いてみたかったかな。
当日いただいたチラシによると来月自宅となり駅近くで織音さんの独演会があるようなので行ってみますか。
 
 最後に五人そろって舞台に登場、ご挨拶と勝ちどきをあげて終了。皆様お疲れ様でした。