第34回らくごの芽 於六本木・ストライプハウスギャラリー

磯田道史先生の講演:江戸の火事対策と蔵の仕組み
立川こはる:狸の札
立川談奈湯屋
瀧川鯉太:笠碁
お先に豊
お仲入り
立川談奈:鼠穴

今回も毎度おなじみ磯田先生のお話からスタート。
談奈さんのネタだしが鼠穴ということで、江戸の火事対策と
商家の防火対策を特に蔵中心にお話ししていただく。
江戸の火事対策というと町火消しの話はよく聞くが
建物の防火対策はあまり知らなかったので大変興味深い。

江戸時代10年に一度のペースで大火が発生したので
全ての建物に防火対策を施すことはあきらめて
重要なものを残すための蔵に重点を置いた
合理性には関心。

この日のメインは瀧川鯉太さん。笠碁も良かったけれどまさかここで
お先に豊が見られるとは。もうすぐ真打ち昇進を控えもう見られなくなるのではと危惧した
談奈さんが全日にお願いしたとか。

実際には寄席や師匠連と同席しないような場所であれば
機会が有れば昇進後もやりたいというのが本人の弁。

トリは談奈さんの鼠穴。先日聞いたばかりの王楽さんのそれは
少し気合いが入りすぎた感があったのでまだ完全ではないにしろ
緊張せずゆったりと聞けた。冬の話なので今年後何回かけられるかわからないけど
精進して談奈さんの得意ネタになればいいなぁ。

打ち上げにも混ぜていただく。磯田先生とは別のテーブルであまりお話しできず。
こっちはこっちでこはるさんを交えていろんな話を。