昔の引き分け再試合導入のように

セ、パともアドバンテージなしで実施 クライマックスシリーズ
 プロ野球の12球団代表者会議が21日、東京都内で行われ、来季からセ、パ両リーグが導入する日本シリーズ出場権を争う「クライマックスシリーズ」について協議し、優勝チームに対するアドバンテージは与えない方針で合意した。再来年以降については、来季終了後に再度協議する。
 同シリーズは、上位3チームによるプレーオフを実施し、各リーグの代表を決める新制度。レギュラーシーズン144試合の優勝チームが出場する第2ステージのアドバンテージに関し、セは興行面を考慮して不要と主張。パは優勝チームが日本シリーズに出場しやすくするために必要と訴えて対立していた。しかし、「セとパが一緒の形にした方がいい」(オリックス・機谷球団代表)などの理由から、パが歩み寄った。
 また、興行権は第1、第2ステージともに上位球団が持つことも決まった。

巨人がクライマックスシリーズ途中敗戦になればすぐにアドバンテージが復活するに違いない。