シネマの冒険 闇と音楽2006 at 東京国立近代美術館フィルムセンター

折鶴お千*1
 京橋のフィルムセンターで今月は無声映画の特集をされており、クラクラ寄席出演をお願いしている片岡一郎さんの出番もあると聞いて足を運ぶ。以前から気になっていたのだが実はフィルムセンターに足を運ぶのはこれが初めて。きれいなホールだったしまた機会があればぜひまた足を運びたい。
 到着するとロビーにずらっとお待ちのかたがたが。そういえば人気作品は早い目に行かないと見られないと昔聞いたことがあったな。
で、ロビーを案内してくれた警備員さんに片岡さんを呼び出していただきクラクラ寄席のチラシを託す。出番前のお忙しい時間に申し訳ございませんでした。
会場時間になりホール前まで並んで進むと受付机に確かにクラクラ寄席のチラシが。どうもありがとうございます。お手に取っていただいた方がこのBlogにたどり着きましたらぜひメールでご予約のご連絡をください。どうぞよろしくお願いいたします。
小ホールのキャパは150席、その7割ぐらいの入りかな。
映画にも片岡さんにもまことに失礼ながら90分の無声映画と聴き最後まで見ていられるかと不安だったのだがそんな心配はまったく無用。最後までじっくり楽しませていただきました。実は音声付版も残っておりこれも別途上映されるそうですが、つけられた活弁の量が十分ではないそう。音声版を見る機会があるかどうか分かりませんが英が一本十分に堪能させていただきました。またフィルムの状態も大変きれいでした。そして何よりも山田五十鈴はきれいですね。最近は表舞台に出てくる機会がほとんどないそうですが残念です。もったいないですね。

*1:’35(第一映画)(原)泉鏡花(脚)郄島達之助(撮)三木稔(美)小栗美二(出)夏川大二郎、山田五十鈴、芳沢一郎(羅門光三郎)、芝田新、島井正、藤井源市、北村純一、瀧沢静子、中野英治