できちゃった落語 於お江戸日本橋亭

月亭遊方　戦え！サンダーマン
旭堂南湖　誕生日
桂　三金　奥野君の幽霊
桂　三風　振り込め
お仲入り
笑福亭たま　与太郎
桂あやめ　サカイに一つだけの花

　ここ数年恒例になっているゴールデンウィークの南湖・たま二人会には顔を出せず
そのつながりで実施された（？）できちゃった落語に顔を出す。
　大阪では完全ネタ卸だそうだが、東京公演ではネタ卸ではなく但し東京では掛けたことのないネタだそう（ただし南湖さんの誕生日は以前彼の東京公演できいたことあり）
出演順はじゃんけんで決定ルールは東京公演でも実施されたそう。
　それぞれみんな面白かったんだけど、皆が皆マクラで東京と大阪の違いに触れていたことや、どちらかというとストーリーよりたたみかける笑い重視（上方らしいと言えばらしいが）のネタが多く最後は少し食傷気味。本人も行っていたが最後の最後が飛び道具いる落語だったのも影響しているかも。
　一度聞いたことのある南湖さんの誕生日は禁じ手に近い（あやめさんとは別の意味で）ネタであの雰囲気でこれ持ってこられたら聞き入らざるを得ない。
　後はたまさんの”与太郎”がどっちかというとたたみかけ型ではなくストーリー重視型。しかも舞台が現代ではなく古典落語の世界、しかも古典落語のメインキャストの1人”与太郎”が主人公とあって感心しました。