マスターズリーグ観戦 於東京ドーム
マイミクルイさん*1に誘っていただきマスターズリーグ初観戦。他にめぐんさん*2とほのぼんさん*3が参加。いつの間にか5シーズン目だったんですね。もっと早く行っておくべきでした。
試合観戦前にドームの周りにあるベースボールカフェでしばし団欒。一番盛り上がったキーワードはプレイングマネージャーとして復帰すべきある選手の話ですがそれはルイさんが書いてくれるはず。
その後今年一番早い順位予想。WBCやオープン戦の結果を見てからまた改めて予想するかも知れませんがとりあえず自分の予想を。
昨年の日本シリーズ、パリーグのチームが勝ったのでパ・セの順に表記
パリーグ
ホークス・バファローズ・マリーンズ・ファイターズ・ライオンズ・イーグルス
セリーグ
ドラゴンズ・ベイスターズ・スワローズ・タイガース・ジャイアンツ・カープ
だったと思うのですが、パリーグの4，5位が逆だったかも。メモを取ってもらったルイさんもし間違っていたらご指摘お願い。
4時半開場と言うことで4時過ぎに店を出てドーム入口に行くと既に行列が。メイン入口より少し奥の入口に並ぶがそこもたいした行列。*4。僕は事前にディスカウントチケット屋さんで見つけたシーズンパスみたいな招待券のを安く購入。よくよく注意書きを見ると二人入場可能だったのだが気がつくのが遅く他の方がチケットを購入した後、大変失礼しました。 入場座席を確保してしばらくすると振舞酒のアナウンスが場内に。当然のように足を運ぶと月桂冠さんのご厚意。東京ドリームス尾崎投手、札幌アンビシャス藤城投手自らコップを手渡していただきありがとうございました。
試合開始前に木遣りやランサーズによるチアリーディングなどありましたが一番興味深かったのは小学生によるスピードガンコンテストと優勝者とメンバーとの真剣勝負。優勝投手が投げるバックは東京ドリームスのメンバー、ボールは大矢明彦さんが自ら受けるシチュエーションでバッターは主将・石毛宏典。投球練習中もキャッチャー後で球筋を確認する真剣さながら残念ながら内野ゴロ。この真剣な態度が試合本番での活躍を予言するものだったか。
なおその後行われた普通の始球式はTBSの女子アナでしたが誰だったか忘れてしまいまし
た。ごめんなさい。
プレーボールに到達するまでにえらく長くなってしまったので試合経過は公式サイト*5で確認してもらうとして、印象に残ったことを列記。
・どこにでもいるな日の丸おじさん。
バックネット裏にオリンピック観戦でおなじみの日の丸おじさんの姿が、遠目にしか見えませんでしたが。
・自民党広報と古葉監督
入口で配られたプログラム自民党広報誌”自由民主”応援特別号。中面は選手紹介やチーム戦力分析などごく普通のプログラムながら最終面には小泉首相のアップの写真が。こういうところに自民党の支持基盤の広さというかしぶとさというかを感じる。合わせて古葉札幌アンビシャス監督の講演会の案内が。まだ選挙に出る意志があるのかな。
・試合経過よりもファールボール、イニングの合間が盛り上がる。
イニングの交代時に選手が客席にボールを投げ入れる。また客席に飛び込んだファールボールももらえるということで。試合中よりボールがもらえそうなときの方が歓声が大きくなるのが面白い。
・すごいフラッシュの量
途中村田兆治が一イニングマウンドに上がったがこの時のフラッシュの量はすごかった。
・石川顕アナウンサーの絶妙な実況。
通常のプロ野球では考えられないことだがTBSで長年スポーツ中継携わっていた石川顕アナウンサー*6が試合中場内アナウンスを使って実況を行う。と言ってもいつものテレビやラジオの実況のように一球ごとに細かく中継をするのではなく出てくる選手を一人一人紹介する体裁をとっている。これが実にいい。イニングの合間や打者が交代しバッターボックスで呼吸を整えている間に紹介するので試合進行の邪魔にもならないし実際投球動作に入ると実況も止まる。にもかかわらず現役時代はもちろんプロ入団前アマチュア時代のエピソードやマスターズリーグでのこれまでの実績などいろんな角度から紹介してもらえるので同じ選手の第2打席第3打席でもまったく飽きが来ない。出場選手だけでなくベースコーチなども紹介するなど細かいフォローもさすが。ただ絶叫するだけの今の野球中継アナウンサーに聞かせてやりたいぐらい。試合最終盤、ヒーローインタビュー準備のため石川アナが実況席を離れた際には妙に寂しくなったぐらい。普段の野球とは違うまるでプロレスのようなショーアップされた別の野球が存在した。公式戦で場内アナウンス中継を実施するのは難しいと思うが見習うところはほかにもいろいろあると思う。僕は購入しなかったが公式ガイドブックによると実況アナウンサーは石川アナ以外にも数名おりテレビ埼玉やNACK5のライオンズ中継で活躍している坂信一郎氏の名前もあった。氏の担当試合もぜひ見てみたい。
・試合進行がスムーズ
上に書いた石川アナウンサーの実況やランサーズのチアリーディングがイニングの合間試合中数回ありまたどこかのんびりした雰囲気もあって時間がかかっているイメージがあったが終わって時計をみれば丁度9時。普通の公式戦よりずっと速いテンポで進んでいました。
・長くなってしまいましたが
本当に楽しい野球観戦でした。今シーズンの東京ドーム最終戦なので観戦はまた来年になってしまいますがぜひまた足を運びたいと思います。
試合終了後は球場近くの”高級割烹”さくら水産で2時間ほどだべる。皆様お疲れ様でした、また行きましょう。
*4:試合終盤に流されたアナウンスによると三万三千人を超える入場者がいたそう
*5:http://www.sports-access.jp/04-05ML/score060102-16.html
*6:ご自身の言葉によるとアナウンサー暦40年だとか
