素人落語会天狗ディスコ 於 お江戸両国亭

 マイミクさんにご案内を頂き足を運ぶ。と言ってもお誘いいただいたマイミクさんは裏方で高座には上がらなかったのですが。普段から天狗連の落語会はそれぞれの落語についての感想を書かないようにしているのだが気になったことを2点だけ。
 まず1点、下に書いたプログラムを見ると気がつく人は気がつくと思うが、これ全部ネタだしで当日配られたプログラムにも掲載されていたが、かぼちゃ屋と道具屋が並ぶのはいかがなものか。後から道具屋を演じたペイシーさんがマクラで触れていたが思いっきりネタがかぶっている。ネタ出しした段階で受け取った主催者が気がつかないと。

 もう1点、座布団の前に小さなマイクを置いて少し右側に置いたスピーカーから音を出していた。少し後ろのほうに座っていたこともあって落語を聴いている分にはあまり気にならなかったんだけど、粋曲を聴いているとき三味線の正面にマイクがある形になってしまうので三味線の音は右側のスピーカーから、都都逸など歌声は正面から聞こえる少しいびつな感じになってしまった。
そんなに大きな会場でもないし皆さんしっかり声も出ていたのでPAは必要なかったのでは。

・多飯亭賀天 かぼちゃ屋
・三松亭ぽち 平林
・子敷屋小夢 粋曲
・ケビンス亭ペイシー 道具屋
・波雷亭可ん朝 初天神
・お仲入り
・片岡一郎 紙芝居 キンちゃんコロちゃん、黄金バット(ナゾー編)
立川志ら乃 火焔太鼓

 片岡一郎さん、本業は無声映画の弁士だそうだが今回はスクリーンを準備できなかったので紙芝居を披露。と言ってもこれが初めてではなくあちこちで紙芝居の披露もなさっているよう。紙芝居はそのままのサイズだったので思わず前のほうに席を移動。南湖さんのガニラシリーズとは違いシンプルで本来の紙芝居(ガニラが普通の紙芝居と違うってわけではないんですが)もなかなか楽しい。

 志ら乃さん、NHK新人演芸コンクールで優勝した火焔太鼓を。テレビで見た方はいますかの問いに何人か手を上げ少し躊躇したようだが断りを得て結局演じることに。
さすがに受賞作だけあってテンポよく演じていた。

 終演後打ち上げもお誘いいただいたがお客さんにも見知った人が誰もいなかったので遠慮。どうもすいませんでした。