しののめ寄席 於お江戸上野広小路亭

 3月に開かれた第1回*1以来二度目。開演15分前ぐらいに到着すると好二郎さんが受付前で呼び込みをやっていた。その成果か神楽さんがマクラで広小路亭に入ったのは今日が初めての人は?と挙手を求めると何人か上がっていたよう。
開演直後は20人前後だったと思うが中入りの時点でそれから10人くらいは増えていたように思う。

・三遊亭橘つき 居候
なんか妙に緊張していたような気が。

・三遊亭神楽 新聞記事
ちょっとくどく感じたかな。

三遊亭好二郎 野ざらし
 ちょっと固くなった客席の雰囲気(神楽さんごめんなさい)を好二郎さんが和ませる。改めて言うことではないかも知れないけれど声質でも得してますよね。

・三遊亭楽花生 宮戸川
 時間がおしていたのか何なのか、前半のお花半七の会話も後半の何でも飲み込んでしまうおじさんもえらいシンプル。いや、話としては成立していたんですけど

・三遊亭神楽 稲川
 初めて聞く噺。稲川という大阪相撲の関取に対するひいき筋の話。シンプルな一エピソードで前もっての説明も必要なので余り多くの人がやらないのかも。

・お仲入り
・三遊亭楽花生 壺算
 シンプルだった宮戸川の反動か、二荷入りの壷を勝ついてかついで帰ろうとする二人が何度も何度も戻される。その度の理屈付が異なり何パターンもあって聞いていて得した気分。

三遊亭好二郎 百川
 野ざらしと同じくキャラクターの人柄をどう出すかと言う噺だと思うが、それが良くでていたと思う。上に書いたように開演前木戸口で好二郎さんが客引きをしていたんですがその際に秋から新しい会が始まるかもと告げられる。終演後、シフト制の仕事なので出来るだけはやめに教えてくださいとわがままなお願いを。見ていないだろうけどここにも書いておこう。どうぞよろしくお願いいたします。