ダンス・ダンス・ダンシュー“十修年” 於 お江戸広小路亭

これまでずっとご案内をいただいていたのにまことに申し訳ないことながら立川流復帰二つ目昇進以来たぶん初めて談修さんの会に足を運んだのがこの十修年記念会。ご自身でも行っていたが”空白の一年”をカウントするとまだ丸九年らしいのだが。どこでどう動員を掛けたのか広小路亭はほぼ満員、80人を超えるお客さんが来ていた。

 ここのところ志らく一門会も足を運べていないのでらく太さんは名前を拝見しながら高座を見るのは初めて。志らく一門には珍しく線の太そうな感じ。見た目は喜助さんに似ているような気もする。
 談修さん最初の高座はまず、破門前の思い出話、志っ平
キウイ、志加吾、小談林、談修って入門時期は違えどほぼ同期の前座なんですね。今残っているのはキウイ、談修の二人ですか。10年間に掛けた噺をカウントダウン形式で発表。2位から5位までの4つから挙手でネタを決定。僅差ながら道具屋。
 仲入り後、いただいた案内にネタ出しされていた五貫裁きへ。実は行くかどうか迷ったんだけど僕の好きな五貫裁きがかかるのならと思って足を運んだが運んでよかった。やっぱりこういう講釈ネタは聞いていてすっきり気持ちいいですね。
 終演後は20人くらいが残って近くの居酒屋で打ちあげ。これからまだまだ道は険しそうですががんばってください。