野球に関する記事いろいろ

はてなプロ野球’04

 ライオンズが日本一を決めそうな勢い(これを描いている時点で9回裏豊田が練習投球中)。パリーグファンだから勿論うれしいがこの期に及んでまだ”ライオンズってリーグ2位じゃない”なんてことを書いているblogを見つけてがっかり。

 ネットを徘徊して気になる記事を3つほど見つけたのでそれについて少々言及。

風邪と間違えるな! ダイエー・松中を襲った「急性肝炎」
(前略) 球団発表などによると、松中は、9月28日に行われた球団のメディカルチェックで肝機能数値に異常が認められていたが、今月6日から11日まで続いたのプレーオフ・セカンドステージには強行出場。しかしそこでの打率は1割5厘と大ブレーキ。三冠王の片鱗さえ見せられずシーズンを終えることになってしまった。これについて、東京・港区にある虎の門診療所の中島正男院長は、「おそらくこの時点で肝炎による諸症状が出ていたのではないか」と推測する。(中略)
 松中について言えば、結果的に、ダイエー日本シリーズに出ないことは、“不幸中の幸い”だったようだ。「もし日本シリーズ出場となっていたら、責任感の強い松中だけに苦痛を押して出場し、最悪の場合は劇症肝炎に至っていた危険性がある。そうなると快方どころか命が危ぶまれることになっていた」(医療ジャーナリスト)。(後略)

 詳しいことは分かりませんが”命が危ぶまれることになっていた”と書かれるとちょっと怖い。このシーズンオフゆっくり養生してもらいたい。

日本シリーズ視聴率、関東地区は16〜17%
16日夜と17日夜のプロ野球日本シリーズ「西武対中日」第1戦、第2戦の中継番組の視聴率は、第1戦(TBS)が17.1%、第2戦(フジテレビ)は16.3%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。中日の地元、名古屋地区は第1戦が31.4%、第2戦は27.4%だった。
 昨年の「ダイエー阪神」戦は第1戦(TBS)が25.9%、第2戦(日本テレビ)は19.5%だった。

 今回仕事のシフトの関係もあってあまりゆっくり見る機会が多くなかったのだがあちこちのサイトを見ていると民放の中継のひどさも原因だったような気がする。相変わらずパリーグに対する勉強不足の解説者、絶叫しか知らないアナウンサーが見る気を失わせたような気がする。僕自身は見る前からNHK-BS専門だったんだけどね。来年の交流試合までにもっと勉強してきてください。

岩隈、合併球団より仙台に魅力
近鉄岩隈久志投手(23)は25日、合併新球団入りに難色を示した。この日、藤井寺球場での練習後に「迷っているのは迷っているが、このままだとオリックス(・バファローズ)でやる気はしない」と話した。
 22日にオリックス小泉隆司球団社長と会い、合併球団入りへ向けた説得を受けたが「納得できる話はなかった。強く魅力あるチームにするために頑張ろうと言われたが、応援してくれるファンはいないと思う。それなら仙台の方が魅力がある」と新規参入球団へのトレード要求も選択肢の1つとして挙げた。(後略)

 磯部、中村ノリ、岩隈と近鉄の看板選手がみな合併球団への移籍にいい顔をしていない。今回の岩隈が述べた”応援してくれるファンはいないと思う。”という発言は重かろう。

 とだらだら書いている間に日本シリーズ第7選終了。8回松坂登板には少し驚いたがそれくらいの点差はあったか。最後にドラゴンズが意地を見せたがライオンズの勝利。伊東監督のインタビューでファイターズ、ホークス(そしてドラゴンズ)への感謝の気持ちを述べてくれたのがうれしかった。
 シリーズまでに余裕があり、プレーオフという本気モードの相手チームを偵察できたドラゴンズとプレーオフでへとへとだが高いモチベーションを維持しているライオンズ。ドラゴンズの方が余裕があるかなと少し不安もあったがパリーグの代表として立派に戦い勝利したライオンズナインに感謝。