パリーグ各球団をどう説得するのか

はてなプロ野球’04

球団合併:巨人社長 2リーグ維持に反対の立場鮮明に
 プロ野球阪神の野崎勝義・球団社長は23日、東京都内でヤクルトの多菊善和、横浜の峰岸進・両球団社長と会談し、来季は2リーグを維持するとの基本的な考え方で一致した。広島、中日とは16日に合意しており、巨人を除くセ5球団が一応まとまった。一方、野崎社長と巨人の土井誠球団社長との会談も同日行われ、土井社長は「来季、パが4チームになれば1リーグしかない」と、阪神などの考えに反対する立場を鮮明にした。
 阪神は26日の実行委員会で、5球団で合意した(1)来季の2リーグ維持(2)1年かけて1リーグ制移行か2リーグ制維持かを議論する−−の2項目を提案する。阪神は当初、セ・パの交流試合実施など、2リーグ制維持の具体案を実行委で提示したいとしていたが、細部については意見が分かれ、見送られることになった。

巨人がすぐに同意しないのもセリーグ他4球団が阪神案に同意したのもまぁ織り込み済みというかこの話がでた瞬間に決まっていること。肝心なのはセパ交流試合、ドラフト改革などの具体案。この内容が無ければパリーグの合意を得られない。はっきり言って今のままではただ単に巨人戦を譲りたくないセリーグ側のわがままにしか見えない。しかし今日の報道を見ているとその肝心の改革部分で意見の一致は見られず先送り。このままではセリーグ他4球団は巨人側に流されてしまうだろう。さてさてどうする。