なにがなんだか

宮城野部屋で突然の親方交代
 大相撲名古屋場所で11勝を挙げた白鵬が所属する宮城野部屋で突然、親方が変わることになった。
 宮城野名跡は先代宮城野親方(元小結・広川=故人)が所有。弟子だった現在の宮城野親方(元幕内・竹葉山)が89年に先代夫人から借りて部屋を運営してきた。
 元十両で西三段目34枚目の金親(34)=北の湖部屋=が先代親方の娘と結婚し、養子になることが決まり、17日に開かれた日本相撲協会の緊急理事会に、8月に年寄「宮城野」を襲名し、部屋を継承することが報告された。(中略)
宮城野部屋には現在、幕内の白鵬十両の光法の関取がいる。新親方が宮城野親方の育てた弟子を引き継ぐかは明らかになっていない。宮城野親方は「今はまだ言えない」と沈黙する一方、一門の大島親方は「白鵬はオレが頼んで宮城野に取ってもらった弟子だし、どうなることやら」と困惑している。

この記事にも書いてあったが昨日読んだ第一報では

宮城野親方は他の名跡を取得して相撲協会に残る予定。

 とあったので特に何も感じなかったんだけど裏ではいろいろありそう。少し前に判決が出た”年寄名跡「立浪」”問題とかその前に表面化した藤島親方(元安芸乃島)の千田川株取得問題とか、なにかごちゃごちゃしてますねぇ。朝青龍だけでなく活きにいい若手が出てきてようやく相撲人気復活かなと思ったんですが。
 大相撲の世界って入門順の先輩後輩の関係に加えて番付の上下関係、さらに親方の娘と結婚してなんて言うと血縁関係もできる、さらに親方株では半端でない金銭も絡んでくると。加えて当然派閥なんてのもあるだろうから関係が一度ぐちゃぐちゃになると修復が難しそう。立場の下のものが上のものに自分の正当性を主張できる雰囲気でもなさそうだから鬱憤もたまるだろうしね。<あくまでも僕個人が外から見た偏見ですが。