流れは変わりつつある?

はてなプロ野球’04

プロ野球は社会の財産」 福岡県知事がオーナー批判
 福岡県の麻生渡知事は13日の定例会見で「プロ野球は社会の共有財産、公器だ。12球団のオーナーだけのものではない」と述べ、オーナー会議での合併容認と1リーグ化論議を批判した。
 「そう簡単に1リーグ制に行っていいのか。狭い範囲で経営の安定を求めるのでなく、多くのファンの支持を得て長い将来を見据えた論議が必要だ」などと話し、ダイエーに対しては「一貫して球団を手放すつもりがないと聞いており、心配はしていない」と述べた。

球団云々よりドームを運営する第3セクター会社の赤字の方が気になるどこぞの知事とはちょっと違う。もちろん、ダイエー球団の行く末が気になっての発言でもあるだろうが。
ともすれば”球団オーナーVS選手+プロ野球ファン”に限られている雰囲気がこの麻生知事の発言でその影響範囲が広がったような気がする。
 これで合併報道直後に出た奥田経団連会長の

「8球団1リーグ「合理的」と賛成 奥田日本経団連会長
(前略)「私見」として「以前から十二球団は多いと感じており、八球団ぐらいに数を減らした一リーグ制の方が(試合)内容もしっかりして合理的だと思う」と述べ、球団合併は時代の趨勢(すうせい)であるとの認識を示した。(後略)

と言う発言に相反するような発言が財界の誰かから出れば完全に流れが変わる。プロスポーツだなんだ言っても所詮人気商売、客商売。ナベツネがいくら強気で選手会との話し合いも抜きに強引に進めて世間の支持が得られなければ結局巨人戦の視聴率も回復しないだろうし、1リーグになり巨人戦が減るくらいなら身売りも検討するであろうセリーグから加盟料減額あるいは削除の声が上がったところで(ライブドアには申し訳ないが)もう少し老人にも知名度のある企業から手が上がれば・・・。と期待するのはアマちゃんでしかないかな。