参議怪死ス 明治四年、広沢真臣暗殺異聞(ISBN:4575235121)
参議怪死ス | |
翔田寛著 出版社 双葉社 発売日 2004.12 価格 ¥ 1,890(¥ 1,800) ISBN 4575235121 bk1で詳しく見る |
明治四年、維新なるもまだまだ世情不安定な時代、有力な参議が自宅で殺される。少し調べてみると、広沢真臣と言う参議が実在し暗殺されたがその犯人や事件の背景は明らかになっていないことは事実のようだ。この謎の事件に対する作者が示す一つの解釈とも言えるが本作品は小説なのでその解釈が当たっているかどうかは問題ではない。では、小説として面白かったかというとなかなかよかったと思う。広沢真臣以外にも多くのの政府高官が次々暗殺される。また、文明開化と言いながら近代とはまだ言えず前時代の名残を色濃く残す時代背景をうまく小説に織り込んでいる。著者のこれまでに発表された作品も同じような時代を舞台にしているよう。機会を見て手に取ってみたい。
広報宣伝集客はプロに任せろ
オリックスが吉本興業と業務提携
オリックスが吉本興業と業務提携し、広報や集客活動などの支援を受けることが5日、分かった。7日にオリックスの仰木彬監督と吉本興業の吉野伊佐男社長が会見し発表する。 携帯電話への球団関連情報の配信や、吉本興業のタレントによるチケットの販売促進イベントなどを行い、大阪市内にある吉本興業の劇場窓口でチケットを販売することなども検討している。
吉本興業ってのは数字にシビアなイメージがあるので商売にならんとなれば即提携解消もありえそう。単純にタレントに始球式をさせるとか応援団を結成させるとかではなく、もっと全般的に興行を成立させるためのノウハウがうまく野球界に活かせれば面白いことになりそうな気がするが。以前、中村勝広氏を編成側のGMとしそれとは別に経営面でのGMを採用したいと言う記事があったがその後音沙汰なしだった。*1この吉本興業との業務提携はそれに代わるものとなるんだろうか。